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ペットとともに引っ越しをする際の輸送方法や注意点とは

[公開日]2016/12/26 [最終更新日]2017/09/25 ,,


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ペットと暮らしている方にとって、引っ越しの際のペット輸送は大変です。

自分で車輸送する場合であればとくに問題ないかもしれませんが、公共交通機関での輸送や引っ越し業者に依頼するとなると、周りへの配慮や費用面の心配もあるでしょう。

そこで、ペットの引っ越し(輸送)に関して注意すべきポイントをいくつかまとめてみました。

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犬の引っ越しは登録変更が必要

犬を飼っている場合、引っ越し先の市区町村役場または保健所で登録変更手続きが必要になります。

現在住んでいる引っ越し前の住所での手続きは必要ありませんが、同じ市区町村に引っ越しをする場合は、現住所の役所か保健所での手続きとなりますので注意してください。

登録変更を行う際に必要なもの
  • 鑑札
  • 狂犬病予防注射済証
  • 印鑑
登録変更時の手数料
  • 登録料
  • 注射済票交付手数料
・鑑札を紛失した場合は再交付扱いになります。
・届け出は引っ越しした日より30日以内です。
・原則、猫や鳥などの場合は手続きは必要ありませんが、特定動物に指定されている種類を飼っている場合は登録が必要となります。
移動方法について

ペットの移動方法はいくつかあります。

たとえば代表的なものを挙げれば、

  • 車や電車などで自分で引っ越し先に連れていく
  • 友人や家族に頼んで引っ越し先に運んでもらう
  • ペットの引っ越しが可能な業者に依頼をする

などがあります。

まずは、公共交通機関を利用する際の注意点を紹介します。

電車や飛行機など各社によって注意点が異なりますので、事前に確認しておきましょう。

公共交通機関を利用する場合の注意点
JR各社 「小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)」

・長さ70センチ以内で、縦・横・高さの合計が90センチメートル程度のケースに入れたもの

・ケースと動物を合わせた重さが10キログラム以内のもの

・他の旅客に危害を及ぼしたり、迷惑をかけるおそれがないと認められたもの


「普通手回り品料金を支払えば持ち込み可能」

・普通手回り品料金として、旅客1回の乗車ごとに1個につき280円掛かります。

・ただし、混雑時などは断られる場合もあります。注意してください。

JAL(日本航空) 「犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスターなどの小動物は預かり可能」

・ただし、輸送環境の影響を受けやすいと判断されているフレンチ・ブルドッグおよびブルドッグの預かりは不可となります。

・金魚やカメなど、一部条件を満たせば機内持ち込みも可能です。


「ペットクレート1個1区間あたり3,000~6,000円」

・原則ペットクレート1個につき1匹(羽)ずつ、小鳥などは1種類2羽程度までの預かりが可能。

・ペットとペットクレートを合わせて32キログラム以上になると貨物扱いになります。

・貸し出し用ペットクレートのL、XLサイズ(大型犬のサイズ)は、数にかぎりがあるため事前予約が必要です。

ANA(全日本空輸) 「犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスターなどの小動物は預かり可能」

・ワシやタカなどの猛禽類は不可。

・金魚やカメなど、一部条件を満たせば機内持ち込みも可能。

短頭犬種(ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、ボクサー、シーズー、ボストン・テリア、ブル・テリア、キングチャールズ・スパニエル、チベタン・スパニエル、ブリュッセル・グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズ)は、6月1日~9月30日(2018年からは5月1日~10月31日)を輸送中止期間として預かりは不可となります。


「国内ペット料金は6,000円、一部路線は4,000円」

・ペットケージは貸し出し用の利用に関係なく、ペットケージ1個に対して1区間当たり上記費用が掛かります。

・原則ペットケージ1個につき1匹(羽)ずつ、小鳥などは1種類2羽程度までの預かり可能。

・貸し出し用ペットケージのLLサイズ(大型犬サイズ)は、数にかぎりがあるため事前連絡が必要です。

※上記注意点は一部ですので、手続き方法やその他詳細につきましては、各社ホームページをご確認いただくか、お問い合わせください。

引っ越し後について

人間にとって、引っ越しは家が変わるだけかもしれませんが、ペットにとってはまったく異なる環境になるということ、つまり外泊をしているようなものです。

環境の大きな変化はストレスになるだけではなく、そこが新しい家だと認識するまでには時間が必要で、前の家に帰ろうとする場合があります。

そのためしばらくの間は、ペットを置いて外出したり就寝する時には、必ず戸締りをしてペットが外に出ないように注意を払う必要があります。

猫の場合は引っ越し後にいなくなるというケースが多いので、とくに注意が必要です。

ペットの引っ越しをプロの業者に任せたい

引っ越し時には、新居探しや荷造りの準備、電気やガス、住所変更などの各種手続きなど、さまざまなことを短期間で行わなければなりません。

そこで、大変なペットの引っ越しを、荷物の輸送とあわせて引っ越し業者に依頼するというのも一つの方法です。

オプションサービスなど、ペット輸送に対応している引っ越し業者も多く、たとえ引っ越しが初めてでも輸送のプロですから任せて安心です。

対応している業者は、一括見積もりで簡単に見つけられます。

荷物情報の「ペットの輸送」にチェックを入れるだけで簡単です。

大事な家族でもあるペットの引っ越しです。

自分もペットも快適に新生活のスタートが切れるように、環境の変化に注意し周りへの配慮を忘れずに引っ越しを行いましょう。




 

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