女性の一人暮らし、さまざまな防犯グッズでお部屋の守りを強化!
[公開日]2017/10/11 [最終更新日]2018/07/12 賃貸物件,一人暮らし,防犯
財団法人・都市防犯研究センターの資料によると、犯人が家への侵入をあきらめる時間は、2分以内が17.1%、2分を超え5分以内が51.4%となっており、5分を超えた段階で約7割が断念しています。
また10分を超えると9割以上のほぼ全員があきらめるそうです。
つまり、家への侵入を防ぐには、時間をかけさせることができれば、その効果を高められるのではないでしょうか。
また、周りからジロジロ見られると犯行を断念するケースも多いため、大きな音や強い光で周囲に危険な状況を知らせるだけでも撃退する効果があります。
そこで一人暮らしのお部屋の守りを強化するため、防犯効果の高いグッズの中でも賃貸物件で使えるものをいくつか紹介したいと思います。
なお表示した価格はあくまでも目安としてご参照ください。
監視を強化するためには
ホームセキュリティー
ドアや窓にセンサーを取り付け、玄関やベランダからの侵入を感知すると、直ちに警備会社へ異常信号を送信し警備員が駆けつける仕組みになっています。
また在宅時でも、危険を感じた時にボタンを押せば警備会社に非常信号が送られるので、警備員が駆け付けてくれて、状況によっては110番通報してもらえます。
マンションでは機器レンタルの場合で月額4,000円台の利用料となっています。
そのほか数万円の工事費と保証料が必要ですが、警備会社対応による安全、安心が得られるので検討する価値があるのではないでしょうか。
ホームセキュリティー設置を示すステッカーを貼ることによる犯罪抑止効果も大きいです。
室内用防犯カメラ
室内据え置き型で、タブレットやスマホ、PCから留守中の部屋を監視できます。
映像を見るだけでなく録画やカメラ操作も可能です。
また赤外線を使用しているので暗闇でも映ります。
設置は光回線とWi-fiがあれば簡単にでき、大手警備会社のロゴ入りのもので税込21,000円と、個人でも導入しやすい価格となっています。
警備会社名ロゴが入った「防犯カメラ設置」のステッカーを貼れば、ホームセキュリティー同様、防犯対策がされていると不審者に分からせることができます。
窓からの侵入を防ぐ
サッシ用補助錠
鍵はワンドア・ツーロックが理想です。
そのため賃貸物件の場合、補助錠をつければ後からでも簡単にワンドア・ツーロックが可能です。
サッシを少し開けた状態で固定するタイプもあるので、在宅中でも窓開け時に使えます。
締め付けのネジを外せるタイプは、犯罪者がガラスを割って手を入れても回せないようになっています。
価格は数百円からありますが、大手警備会社で販売しているものでも、2個セットで2,500~3,600円程度です。
窓ガラスフィルム
窓のクレセント周りを叩き割ろうとしても、フィルムが貼ってあればガラスが飛散しないため、手を入れられません。
ガラスを大きく破壊するには時間がかかるだけでなく大きな音が出るため、全面貼りでなくても侵入防止効果があります。
主にクレセント部分に貼るA3サイズが販売されており、価格は2枚セットで2,000円前後から6,000円台までさまざまですが、貼っているだけでも抑止効果になります。
玄関からの侵入を防ぐ
ピッキング対策キー
現在ではディンプルキーなど簡単にピッキングできない鍵が主流となっています。
ただ、旧型の鍵がついている場合でも個人で勝手に交換しないようにしてください。
なぜなら大家さんはマスターキーを持っているため、緊急時などでも開けられなくなるからです。
お金も掛かりますから、まずは大家さんに相談し費用を負担してもらいましょう。
玄関ドア用補助錠
鍵を取り換えなくても、工具不要でドアを傷つけずにそのまま補助錠を取り付けられるものがあります。
旧型の鍵で不安な場合には、この補助錠を使えば外出時の防犯強化ができます。
ディンプルキーを採用したものや暗証番号で開くタイプがあり、外側から鍵をかけます。
そのため、在宅時には使用できないので注意してください。
(価格目安:4,000円前後)
サムターン回し防止カバー
ドアスコープやドアの隙間から棒状の器具を差し込み内側のサムターンを回すのを防ぐ器具です。
周囲を覆うカバーをつけてサムターンが回せないようにするもので、簡単に設置できる防犯対策の一つです。
(価格目安:500円~1,000円)
広角空転式ドアスコープ
今ついているスコープを外して取り替えるタイプです。
外側からは空転して外せないようになっているのでサムターン対策として有効です。
広角レンズで死角が少ないため、来訪者の様子が見えやすくなります。
またスコープカバーがあるので中を覗かれることもありません。
取り付けはコインで回すだけなのでドアへの穴あけも不要ですが、部品交換となるので大家さんの許可は事前に得なければなりません。
(価格目安:1,500円~3,000円)
撃退グッズ
人感センサーソーラーライト
侵入者をセンサーで感知して、強力なライトで照らして撃退するものです。
玄関先やベランダなどの侵入ルートや、敷地内で不審者が隠れやすい暗い場所を照らすように設置します。
電源の配線や設置工事が必要なため、賃貸マンションではソーラー発電によってエネルギーを確保する簡易型の方が適しています。
簡易型は軽量なので、壁かけまたは両面テープでの設置が可能です。
(価格目安:1,500円~3,000円)
窓用防犯アラーム
外から窓ガラスを叩く衝撃や、窓の開放をセンサーが検知して警報が鳴る仕組みです。
貼るだけで簡単に取り付けられ、アラームは25秒間90dBの大音量で鳴り続けるなど、侵入者を撃退する効果があります。
(価格目安:1,000円~3,000円)
携帯用防犯ブザー
携帯できるタイプなので、外出時に危険を感じたときだけでなく、不審者が物件内に入り込んだり、共用廊下で待ち伏せされた場合でもいつでもブザーが鳴らせます。
室内で異変を感じたときにも音で威嚇できますし、周囲に危険を知らせられるので、女性の必需品と言えるのではないでしょうか。
(価格目安:500円~2,000円)
防犯用玉砂利
廃板ガラスをリサイクルして作った砂利で、人が歩くと約80dBの大音量が出るため、侵入者はその音にビックリするはずです。
侵入者が1階の専用庭やベランダの柵や手すりを乗り越え、足をつけるところに敷いておけば効果的です。
(価格目安:1㎡あたり2,600円~3,200円)
その他の対策
プログラムタイマー
照明器具などのコンセントをタイマー本体に差し込むと、設定した時間に自動的にON・OFFができるものです。
時間をランダムに設定すれば、長時間不在にする場合でも在宅を装うことができます。
外から光が見えやすいように、窓際の機器にセットすると良いでしょう。
その他、天井から吊るしているコードペンダントの照明をリモコン対応にして、不在時に自動ON・OFF機能が使えるタイプがあります。
こちらの方が部屋全体が明るくなるので、より在宅時に近い見え方となります。
(価格目安:コンセント差し込みタイプ1,000円~3,000円、コードペンダント用6,000円程度)
遮光カーテン
室内からの光が外にもれると、一人暮らしの様子や生活パターンが分かってしまいます。
そこで遮光カーテンです。
遮光能力によって種類があり、主に1級遮光と2級遮光が販売されています。
2級でもレースのカーテンと二重にすれば、窓の近くに立たないかぎり夜間でも人影は見えないと言われています。
室内の光をうまくコントロールすることで、不審者に部屋の様子を観察されないようにしましょう。
(価格目安:2級遮光200㎝×200㎝(2枚組)約5,000円~)
衣類乾燥除湿機
防犯面を考えて洗濯物を部屋干しにする場合、浴室乾燥機がない物件だと乾きが悪いだけでなく、ニオイやカビの発生する原因となります。
退去時にカビがあれば、壁紙の張り替えなどの修繕費を請求される可能性があります。
そこでニオイを抑え、空気の除菌ができる乾燥機が威力を発揮します。
(価格目安:鉄筋コンクリート造23㎡(14畳)まで 19,000円~)
まとめ
女性の一人暮らしの防犯対策として、まずは視認性が良く、侵入や逃走がしにくいなどの防犯に適した物件選びが重要となります。
しかし、家賃や通勤通学のアクセス面から、仕方なく防犯設備のない賃貸物件に住むという方もいるでしょう。
そのような時に有効なのがここで紹介したさまざまな防犯グッズです。
もちろん防犯に適した物件に住んでいても、より安全性を高める効果があるので、さらなる強化策として購入するのも良いでしょう。
ただ、どれを優先して何を購入すれば良いか迷ってしまうかもしれません。
- 犯罪者に侵入は無理だと思わせる、ホームセキュリティーや防犯カメラなどによる監視強化
- 窓や玄関からの侵入を難しくさせる補強策
- 侵入された、されかけたときに音や光で撃退するグッズ
まず優先したいのは、監視強化の機器と窓や玄関からの侵入を防ぐ補強グッズです。
これらにより、犯人に狙われにくくなり、また侵入できないと思わせることができます。
お金をかけてさまざまな防犯グッズを取り付けたところで、「危険な目に遭うなんてほとんどないし、結局無駄になるのでは」と思うかもしれません。
もちろん侵入防止・撃退グッズが使われないのが一番良いことです。
しかし防犯は未然に防ぐのが目的なので、安全や安心のために設置するのです。
ただあくまでもこれらのグッズは補強策にすぎないので、たくさん揃えたからといって安心しすぎないように注意してください。
日常生活では、犯罪者に対してスキを与えない暮らし方が重要です。
一人暮らしの女性にとって、まずは防犯の意識を高めることからスタートしましょう。
そうすれば、物件選びや普段の生活、そして防犯グッズに反映され、結果的に犯罪に巻き込まれることが少なくなるはずです。
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